今日は、金融担当大臣及び日本銀行総裁連名表彰の伝達式がありました。天神小学校を代表して校長が県庁に行って、栄えある表彰を受賞してきました。この表彰は、平成30年度及び31年度に天神小学校が愛媛県金融広報委員会により金銭教育の研究指定を受け、研究に取り組んだことを契機として、その後も、天神地区の商店街の見学や工場見学、ボランティア活動やアルミ缶回収など地域と連携し、金銭教育を推進したことが認められ、表彰されることとなりました。
現代社会は、電子決済の仕組みが整い、お金の流れが見えづらい状況となっています。また、フィッシング詐欺等の金銭トラブルに巻き込まれる危険性も高くなっています。これから社会に出て行く子供たちが安全に、幸せに生活できるよう関係機関と連携を深めながら、これからも天神小学校では、金銭教育の推進に努めたいと思います。
今回の表彰で、立派な表彰状とともに副賞として、壁掛け型の電波時計をいただきました。どちらも校内のよく目立つ場所に設置したいと思います。学校にお立ち寄りの際には、ぜひご覧いただきたいと思います。
今日は、修了式を行いました。この一年間、どの学年の子供たちも勉強に運動にしっかり取り組み、大きな成果を収めることができました。ここを通過し、いよいよ次の学年に向かいます。修了式では、学年ごとに修了証書と記念品の授与がありました。代表の児童が緊張した面持ちで修了証書と記念品を受け取りにきました。とても立派な態度で受け取ることができました。校長式辞では、一人一人の頑張りを讃え、一年間、天神小を支えていただいた地域の方との関わりやそのありがたさについて話をしました。来年度以降も、関わりやつながりを大切にした活動がたくさんできることを期待しています。式の最後には、みんなで校歌を歌いました。体育館いっぱいに元気な校歌が響き渡りました。
生徒指導主事の先生から、春休みの過ごし方についても注意がありました。みんなが揃って元気に新年度を迎えることができるよう、病気やけがの予防、交通安全に気をつけて過ごしてほしいと思います。
今日は、いよいよ天神小学校卒業証書授与式の日となりました。私は朝早くから6年生に感謝の気持ちを込めて一仕事。サプライズプレゼントを用意しました。喜んでくれるかな。
今年度は、久しぶりに来賓の方もたくさんお招きして、みんなで盛大に開催することができました。6年生はもとより、下学年の児童も堂々とした態度で式に臨みました。校長式辞では、6年生に贈る言葉として、「容易な道を選んではならぬ。近道を抜けてはならぬ。」という小説家有島武郎さんの言葉を紹介しました。厳かな雰囲気の中、式は進み、最後のお別れの言葉となりました。この頃になると、卒業生も在校生も保護者もそして職員も涙がこぼれている人が多くいました。感動的な卒業式だったと思います。ご協力いただいたすべてのみなさんに心より感謝申し上げます。
卒業式後、全校でお見送りをしました。児童玄関から正門まで、名残惜しそうな下学年の児童と先生たちに見送られながら、6年生は保護者の方と一緒に花道を進んでいきました。
その後、すぐに6年生と保護者のみなさんの企画により、体育館で謝恩会が行われました。思い出のDVDで、小学校入学から卒業までの6年間の思い出を振り返ったり、一人一人の成長が分かる写真を見比べたりして、楽しく過ごすことができました。職員には気持ちのこもったプレゼントまで用意していただき、本当にありがたく思いました。卒業生のみなさん、これからも元気にがんばってください。
今日は、5・6時間目に5年生が中心となって卒業式の会場準備を行いました。体育館のモップ掛け、机や椅子を並べる作業、プランターの花の設置、トイレ掃除、教室の飾り付けなどを分担して行いました。分担する仕事が終わった児童は、「他にすることないですか」と積極的に働く姿が見られ、とても頼もしく見えました。みんなの頑張りのおかげで会場が立派に整いました。
いよいよ明日は卒業式。6年生とのお別れで寂しくなりますが、全校でしっかり見送りたいと思います。
今日の2時間目、6年生教室では、子供たちの好きな言葉や先生たちの好きな言葉について紹介し合う活動がありました。校長先生も何か6年生に伝えたい言葉を授業の中で話してくださいという担当者からのリクエストに応じて、6年生教室におじゃましました。私が選んだ言葉は、「無用の用」。中国の思想家である老子と荘子に由来している言葉です。世の中に無用なものは何一つない、すべてのものに価値があり、意味があるのだということを教えてくれる言葉です。ドーナツの中の空間も、病気も必要ない気がしますが、いろいろな角度から考えるときちんと意味を成しています。6年生には、これからの生活の中で、一見無駄だなと思うことにも考えを巡らせてみたり、行動に移してみたりしてほしいなと思います。
5年生教室では、算数のまとめを頑張っていました。図形の面積を求める問題、単位量あたりで比べる問題など、5年生で学習したまとめの問題を解いているところでした。算数には苦手意識を持っている児童もいますが、ヒントを与えると「あっ、そうか。」と言って答えを出していました。6年生に向けて、学習の方もしっかり準備をしていきましょう。
今日は、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの堀江さんに来校いただき、6年生を対象に人権に関するお話を聞かせていただきました。最初に、世の中には、いろいろな違いがあり、その違いから生まれる差別があることについて具体例を挙げながら説明していただきました。例として挙げられた男女差別について、日本は、先進国の中で一番遅れているという話が心に残りました。子どもの権利条約についても説明してもらいました。自分たちの普段の生活が当たり前ではないことに気付いたのではないかと感じます。後半には、「違いを認め合う、差別のない社会を作るために、私たちにできることは?」というテーマでグループワークを行いました。子供たちからは、「違いを認めることが大切」「相手のことを知る」「自分から声を掛ける」など様々な意見が出されました。
卒業を前に、人権に関する大事なお話を聞かせていただき、6年生にとって有意義な時間になったと思います。学習したことを今後に役立ててくれることを願っています。堀江さん、ありがとうございました。
今日は、総合的な学習の時間に調べたことを4年生と5年生が発表していました。4年生は、環境をテーマに調べた内容から、ゴミのリサイクルや地球温暖化についてグループで発表しました。発表には、役場の環境政策室の職員が見学ならびに必要に応じて補助説明を加えていただきました。子供たちの質問の中に、「地球温暖化になるとなぜ海面が上昇するのですか」という質問がありました。それに対して、環境政策室の方から、原因は、南極や北極の氷が溶けるからということではなく、一番の原因は、海水が温まり膨張することで海面の上昇につながるのだと教えていただきました。また、職員の方からは、子供たちのまとめ方、特にパワーポイントの作り込みがすばらしいこと、発表内容がすばらしいことを褒めていただきました。4年生の学習、実りの多いものとなりましたね。
また、5年生は、5時間目と6時間目に総合的な学習の時間に調べた、校区内の危険箇所についてグループで発表しました。天神地区に設置してある危険旗のある場所や、信号機や点字ブロックがあるとよい場所などを具体的な画像や地図に理由を添えて説明していました。こちらもパワーポイントを使って上手にまとめることができていました。5年生の発表には、CSコーディネーターの小野さんが参加していただき、グループの発表に対して良かった点や工夫すると良かった点などを教えていただきました。小野さんも子供たちが作ったプレゼンの出来映えの良さにとても感心しておられました。5年生も1年間かけて様々なテーマで調べ学習に取り組み、大きな成果を上げることができました。来年度の取組も今から楽しみです。
ちなみに、今日は午前中、お隣の五十崎中学校で卒業式が執り行われました。町民体育館で行われました。春とは言ってもまだ少し肌寒さを感じる中での卒業式となりました。町民体育館の2階部分には卒業生が制作した凧文字の入った大凧が飾られ、迫力がありました。自校のブラスバンド部が曲を演奏する中、卒業生が入場し、式が始まりました。卒業生は緊張した面持ちではありましたが、厳粛な雰囲気の中、立派に卒業証書を受け取っていきました。在校生の送辞に続いて、卒業生代表が3年間の思い出を綴った答辞を読む際には、感極まって涙する生徒がたくさん見られました。すばらしい卒業式でした。来週は、いよいよ小学校も卒業式を迎えます。中学校に負けないくらい素敵な卒業式になるよう、精一杯準備したいと思います。
今日は、3年生が商いと暮らし博物館の見学に出かけました。ここは、江戸から明治時代の商家を活用した博物館で、当時の薬局の様子を再現しています。展示スペースには、食事風景や炊事の様子などが紹介してあります。入り口入ってすぐの人形や、展示スペースにある人形がリアルで、タイムスリップしたような感じになります。今日の学習では、学芸員さんが、博物館の中に展示してあるものや当時の生活について、詳しく教えてくださいました。3年生の子供たちも興味津々で熱心に話を聞いたり、学芸員さんに質問したりしていました。
学校では、今日は6年生と2年生が交流をしていました。今日の活動は、鬼ごっこなのですが、鬼にタッチされるとその人も鬼になり、鬼がどんどん増えていくというルールです。運動場はもちろんですが、ビオトープや周囲の樹木のあたりまで、逃げ回る子供たち。みんな笑顔でとても楽しい時間を過ごすことができたようです。
続いて、5時間目の6年生の体育の様子をお届けします。赤白に分かれてサッカーのシュート練習に励んでいました。時折、強いシュートがゴールを飛び越えて転がっていきます。担任の話によると、体育の授業は今日が最後なのだとか。シュート練習の後、ゲームが始まりました。6年間の小学校生活の最後の体育の授業、みんなで仲良く楽しむことができたようです。これから、小学校生活最後の○○がたくさん押し寄せて来ますね。一つ一つの活動を楽しんで、よい思い出にしてほしいなと思います。
6年生がサッカーをしている横で、玄関先の花の手入れをしている人影がありました。梅組の1年生と2年生でした。先生たちと一緒に、終わった花を摘んで、花のお世話を熱心にしているところでした。このプランターの花は、卒業式で会場を飾るのに使います。6年生のために、心を込めて作業をすることができました。ありがとう。
2年生が新聞紙を使ってダイナミックな活動をしていました。一枚一枚をつなぎ合わせて広いシートにしたり、丸めて剣を作ったり、秘密基地にしたり、ヒーローに変身したり、思い思いに楽しんでいました。2年生教室だけでは、収まりきらず、マルチ1の部屋も目一杯使っての活動でした。子供たちの生き生きとした姿をご覧ください。
梅組教室では、ハムスターが元気です。梅組の子供たちが丁寧に世話をしてくれています。また、休み時間には、たくさんの子供たちがやってきて大賑わい。放課後になると、ケージごと職員室に運ばれてきて、今度は先生方の癒やしの時間になっています。動物の力、恐るべし。
昨日は、うちこ人権映画祭があり、うちこ福祉館で映画を見てきました。「心の傷を癒やすということ」という題名で、阪神・淡路大震災時に自ら被災しながらも、被災者の「心のケア」に奔走した若き精神科医・安克昌氏が、当時の記録を綴った著書「心の傷を癒やすということ神戸・・・365日」を原案にドラマ化され、続いて劇場公開された作品です。
幼少期に自分のルーツが韓国にあると知って以来、自分は何者か模索しながら、最後に精神科医となり活躍する主人公を柄本佑さんが好演されていました。避難所で多くの被災者の声に耳を傾けながら、心の傷に苦しむ人たちに寄り添い続ける主人公の生き様に大きな感動を覚えました。映画の後半で、病と戦いながら必死に生きようとする主人公が、「心のケアって何かやっと分かったわ。それは誰もひとりぼっちにしないことやな。」という台詞が胸に刺さりました。学校教育でも大切にしたい部分だなと感じました。(ネタバレになってしまっていたらすみません。)
うちこ福祉館では、こうした人権映画祭や人権講演会がときどき開催されていますので、機会を見つけてぜひご参加ください。