「自分の口の中の様子を知ろう」 ~6年生 歯科指導~

2022年2月10日 18時38分

 2月10日(木)の5時間目、歯科衛生士の井伊先生に来ていただき、「8020運動」や「むし歯になる4つの原因」など、6年生の理解に合った内容でしっかり指導をしてもらいました

 4つの原因は「歯の質」「食べ物」「むし歯菌(ストレブトコッカスミュータンス)」「時間」です。この4つの条件が重なるとむし歯になってしまいます。本校では希望者に、フッ素先口を実施していますが、特に丁寧な歯みがきをして、歯の表面をきれいにして実施した方が、フッ素の効果が大きいことを教えてもらいました。

 そして、自分の今までの歯科検診の結果を振り返って、「いつ頃むし歯になってしまったのか。」「どの歯が今Co(むし歯直前の状態)で気を付けないといけないのか。」「あごやかみ合わせの状態はどうか。」などを確認しました。また、「歯を食いしばることでどれだけの力が出せるのか。」の実験もしました。

 授業後には「むし歯の原因が分かった。」「歯みがきは、小さめの歯ブラシを使って軽い力で行うことが分かった。」「よくかんで食べることの大切さが分かった。」「治療したむし歯が分かったので、もうむし歯にならないように気を付けたい。」などの感想がありました。

 中学3年生くらいまで歯の管理をしっかりすると、歯の質が強くなるそうです。井伊先生は、五十崎中学校でも歯科指導をしてくださっています。あと3年間引き続き井伊先生の歯科指導を受けることができる子どもたちは幸せでだと思います。これからも、むし歯を増やさず、何でも美味しく食べることのできる口腔状態を保ってほしい、と思います。