望ましい食生活について ~5年生「食育」~

2022年2月14日 17時52分

 2月14日(月)、内子学校給食センターの平野架樹先生に来ていただき、「望ましい食生活について」の食育の授業をしてもらいました。

 日々の給食指導の中で、「量を減らしてください。」とか「野菜の部分を減らしてください。」と毎日のように言う子どもがいることから、平野先生に実態を相談して、保護者の方にもアンケートを行い、「食べないといけないことには理由がある。」ということを伝えるために授業をしてもらいました。

 5年生に対しては、11月には平野先生が給食センターの調理の様子を説明してもらったり、また先週は給食の様子を参観に来てもらったりしているので、今回は今年度で3回目の指導の場です。

 今回の授業では次のことを説明してもらい、2月10日の献立を例に、配膳時の必要量も教えてもらいました。

〇子どもと大人の上腕部の骨の大きさを比較して、今体が作られている時期であるということ。
〇「私たちの体は、食べた物でできている」ということ。
〇バランスのよい食事とは、栄養のバランスがとれている食事だということ。
 そして、食事には「主食」「主菜」「副菜」があります。給食は全部食べることで、バランスのよい食事になりますが、必要量は体格や運動量によって個人差があるので、成長期の必要量を知りましょう、ということを教えてもらいました。

 最後の質問タイムで、「食べ過ぎると体はどうなるのですか。」という質問に対して、「血液がドロドロになる場合があり、将来の生活に影響が起こってしまう心配があること」を話してもらいました。

「ご飯→おかず→牛乳というように一つずつ食べていくという食べ方はいけないのですか。」という質問には、「一つずつ食べると、全部食べきらないうちにおなかがいっぱいになってしまい栄養のバランスが悪くなる場合があること」「口中調味という言葉があるように、口の中で複数の食べ物の味が合わさって違う味わいが出る場合があるので、三角食べをお勧めすること」について話してもらいました。

 授業後は、平野先生が用意してくださっていた授業の資料に興味津々で、すぐに教卓に集まり確認をしていました。

 明日から、いえ今晩からの食生活に役立つ内容でした。明日からの給食指導の様子が楽しみです。(*^_^*)