校長室の絵

2023年5月10日 13時59分

五十崎自治センターだより(第220号)に校長室に飾ってある中川八郎氏の絵の紹介をしていただきました。

中川八郎氏

作品名は「漁港風景」、作者は日本の洋画家、中川八郎氏です。

中川氏は、明治10年12月2日に、天神村に生まれました。15歳から日本画を学び、18歳からは京都で見た洋画をきっかけに、洋画家を目指しました。22歳の時には、生まれて初めてアメリカに渡り、各地で展覧会を開催し大成功を収めたそうです。その後もたくさんの作品を描き続けましたが、44歳でその生涯を閉じています。五十崎自治センターだよりに詳細が記載されていますので手に入る方はじっくりご覧ください。

上岡美平氏

また、同じく校長室には、五十崎出身の洋画家、上岡美平さんの作品「少年像」が飾ってあります。上岡美平氏は明治43年に、五十崎村で生まれました。早くから絵の才能を評価され、早稲田大学進学を契機に、本格的に絵画に取んだそうです。大学卒業後は帰郷し、教員を務めながら自宅にアトリエを構え、身近な人々や風景を題材に数多くの作品を手がけました。しかし、昭和12年、日中戦争で中国へと渡った上岡氏は、残念ながら戦死してしまいました。

このほかに、村上洋一氏1948年作「農村の夢」というとても明るいタッチの絵が飾ってあります。この絵について詳しい方がいらっしゃいましたらどなたか教えてください。