歯科衛生士の歯科保健指導2日目 ~フッ化物洗口事業~

2021年12月3日 16時12分

12月3日(金)、今日も井伊由佳歯科衛生士の歯科保健指導がありました。今日は、3年生と4年生が対象です。

 テーマは、ともに「元気歯つらつ愛顔の愛媛」。3・4年生にわかりやすくお話をしてもらいました。

 授業ではまず、「歯ってこんな役割をするんだな!」「おじいちゃんおばあちゃんになったとき、元気な歯でいるためにはどうしたらいいの?」について、教えてもらいました。

 85歳で全部自分の歯を持っているというおじいちゃんは「幼いときから年に一回は歯の健康診断に行っていた。」そうです。天神小学校では毎年定期の健康診断で、学校歯科医の前田先生に口の中の隅々までのぞき込んで丁寧な歯科検診をしてもらっています。そのために、むし歯になりたての歯も見つけてもらうことができ、早期の治療をすることができています。学校での歯科検診がなくなっても、「自分の誕生日の月には歯科検診をする」という計画を立てて、定期的な検診をすることが歯の健康につながるということを教えてもらいました。また、歯の役割として、「歯を食いしばると力が出る」ということも、指をOKの形にした実験で学ぶことができました。口を開けた状態と、「イーッ」と歯をかみしめた状態では力の入り具合が変わります。歯の役割は、物を食べるだけではなく全身の健康につながっているのですね

 「80歳になっても自分の歯を20本以上残そう!」というのは、私たちの目標です。本校では水曜日にフッ化物洗口をしていますが、きれいに磨けている歯の方が効果があります。授業終了後子どもたちは、鉛筆持ちで歯ブラシを持って歯みがきをしていました。(歯ブラシの正しい持ち方も教えてもらったのです。(^_^)v)

 今日の学習の内容は、正しい歯みがきの仕方や体に良い食べ物の摂取など、小学生のうちにしっかりと身につけておいてほしいものばかりです。

 2年生と6年生の歯科指導は、3学期に予定しています。井伊先生が次回来校される時には、子どもたち一人一人の歯みがきの仕方も褒めてもらえるようになっていたらいいな、と思っています。(*^_^*)