歯科衛生士の歯科保健指導がありました ~フッ化物洗口事業~
2021年12月2日 16時07分12月2日(木)、内子町のフッ化物洗口事業のひとつとして行われる、井伊由佳歯科衛生士の歯科保健指導がありました。今日は、1年生と5年生が対象です。
1年生のテーマは、「歯の王さまをむし歯からまもろう」です。
まずは、お口の体操になる魔法の言葉「パンダのたからもの」を教えてもらいました。そして「ばたから」という言葉。子どもたちは「知っとる。」「保育園の時に教えてもろた。」と、小さい頃から関わってもらっている井伊先生の指導をよく覚えていました。
授業では、むし歯になる原因や、歯みがきの仕方などわかりやすく教えてもらいました。
今の時期に生える6歳臼歯は、とても大切「歯の王様」です。最後の感想では「歯をていねいにみがきます。」「歯にくっつきやすいものは食べないようにします。」など、学習をしての感想を一人一人発表することができました。
5年生のテーマは、「元気はつらつ愛顔の愛媛」です。
「80歳で20本以上の自分の歯」という「8020運動」というお話も聞きました。今は平均12本。健康管理のひとつとして、「むし歯がなくても年に一回は歯医者さんで定期検診を。」と教えてもらいました。プロの厳しい目で見てもらうことが大切なのですね。
「歯」は、生えてから3年間が勝負です。生えかわって3年間はまだ弱いけど、この間に正しい管理をすれば、タケノコだった柔らかい歯は、強くて堅い丈夫な「竹」になります。歯ブラシは、毛先が開いていなくても1ヶ月に1回は取り替えることが歯茎の健康につながります。
歯と口の健康に気を付けると、元気いっぱいの笑顔になります。口腔の健康は全身の健康に影響します。感染症対策のため、歯みがき指導の許可はまだ出ていないので、いつもとは違った形での歯科指導になりました。小学生は、乳歯から永久歯に生えかわる大切な時期です。歯科検診の結果を受けて、歯の治療をした人もたくさんいます。本校では、給食後の歯みがきや希望者にフッ化物洗口を実施しています。子どもたちは、今日学びを毎日の生活に生かしてくれることでしょう。(^_^)v