道徳研究授業(3年生)

2023年7月3日 12時11分

金曜日から土曜日にかけて大雨となりました。土曜日に学校へ来ると、学校とプールの間にある通路が増水して車が通れない状態になっていました。私の家の近所の田んぼも冠水して、水が道路に迫る勢いでした。みなさんのご家庭では被害はなかったでしょうか。まだまだ雨の日が続きますので注意が必要ですね。

 

道徳研究授業(3年生)

金曜日に3年生の研究授業がありましたので、その様子をお届けします。

教材名は「二つの声」で、教室で花瓶を割ってしまった男の子が、自分の失敗を正直に言うべきか、気づかれないように他人のせいにするかという二つの声に悩まされるという葛藤が描かれていました。

子供たちは、このお話をもとに、この男の子はどうするべきだったか、自分だったらどうするか、考えていきます。「道徳では、間違った発表はありませんよ」という先生の言葉にみんな積極的に発表していた姿が印象的でした。

途中で、自分だったら正直に言うのか、やっぱり言えないか、黒板に考えを貼るシーンもありました。やっぱり言えないという児童もいましたが、自分なりの正直な気持ちを表現してくれたのでよかったと思います。こうした学習を少しずつ重ねながら、道徳的心情を高め、道徳的実践意欲につなげていきたいと思います。

この日の研究授業と研究協議には、あいにくの雨の中、松山から道徳教育に詳しい先生(齊藤先生)が来ていただき丁寧に指導をしていただきました。集団下校で子供たちが下校した後の研究協議では、この日の授業について職員間で熱心に意見交換し、齊藤先生からご助言をいただき、有意義な研修となりました。今後もよりよい授業ができるよう研修を深めていきます。