アサギマダラ
2023年6月14日 11時04分天神小にアサギマダラを呼ぼうと春先から計画しています。今日は、アサギマダラについて紹介します。
アサギマダラは、チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科に分類されるチョウの仲間です。名前の由来は、羽にあさぎ色(薄い青緑色)があることにあるようです。渡りをするチョウとして知られ、長年のマーキング調査から、暖かい台湾で冬を越し、春から夏にかけて南から北へと移動してきます。夏は高原などの涼しい森林で見られることが多く、秋には南へ移動するチョウがフジバカマやヒヨドリバナ、アザミなどのキク科植物の花に集まることが知られています。
次の写真は、昨年の秋に私が撮影したものです。実物を初めて見たときの感動は忘れられません。ゆっくりと優雅に飛び回る姿や美しい羽の色や模様をぜひ天神小の子供たちにも見てほしいと思っています。
アサギマダラを呼ぶために、天神小のシンボル、くすの木の下にフジバカマを植えています。順調に根付き大きく育っています(画像は本日撮影)。このフジバカマの近くにいくと独特のにおいがするのですが、このにおいがチョウを呼ぶのに一役かっているのかもしれません。アサギマダラが来てくれることを念じながら開花の時期(秋)を待ちたいと思います。
ちなみに、既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、先日、朝のNHK連続ドラマ「らんまん」を見ておりましたら、主題歌が流れる途中の映像で、アサギマダラが飛んでいる様子を見付けました。興味のある方は、探してみてください。