一本松は語った ~5年生 道徳~
2023年1月30日 14時47分1月30日(月)の3時間目、5年生の教室の前を通りかかると、どうやら道徳の授業をしている様子。少しのぞいてみました。教材名は「一本松は語った」。大津波という自然の驚異の中,一本の松が奇跡的に残ったことを知り,人間の考えを超えた崇高さと,人々の希望の灯となったことに感動する心を育てることをねらいとしています。
「一人ぼっちになって弱った一本松が元気になったきっかけは何だったのか?」教師の問いかけに、子供たちはそれぞれ自分の考えを発表していきます。「村の人々から感謝の気持ちを伝えられたから。」「まだやるべき自分の役割が分かったから。」「みんなと一緒に頑張ろうと思ったから。」等々。
自然界の持つ力に気付き,自然の中では予想もつかない現実が起こることを知って,大自然の偉大な力に畏敬の念を養うことは大切なことです。みんなと話し合う中で、子供たちは、大災害の中被災された人々の生きる希望の象徴として、津波に流されずに生き残った一本松が多くの人々の心に感動を与えたことに共感しつつ、自然の力の偉大さについて、個々が自分の考えを深めていくことができたようです。