違いを受け入れ、共に生きる社会に向けて ~6年生総合~
2022年3月9日 18時31分3月9日(水)の3・4時間目、地域コーディネーターの小野さんに紹介していただいた納堂由美子さんを講師にお迎えして、6年生が「違いを受け入れ、共に生きる社会に向けて」をテーマにした学習を行いました。
「世界の食卓」というテーマの部分では、日本やアメリカなどの食の事情の比較し、難民の人たちの食事についての説明もありました。難民の人たちへの食事の配給は、しっかりと栄養面を考えて行われているそうです。でもその量は十分ではなく空腹を満たされることはないそうです。日本では義務教育の間は、学校給食でお昼ご飯をいただくことができます。ちなみに今日は、リクエスト給食で子どもたちの大人気メニューでした。当たり前にいただける幸せを感じたことと思います。
その後、仲間集めゲームというのをしました。数種類あるシールの中から1枚のシールをマスクに貼って、同じシールの仲間を無言で見つけるゲームです。仲間のいないさみしさやしんどさを体感しました。そして、ひとりでいる子がいたら声をかけて仲間に入れてあげたいという気持ちを発表した子もいました。
また、子どもの人権についても文書をもとにわかりやすく丁寧に教えていただき、自分たちひとりひとりがかけがえのない存在であり、共に支え合って生きることについて考えることができました。
最後にグループに分かれて、学んだことをもとに自分たちにできることを発表しました。「募金して寄付してあげたい」「自分たちにできることをまとめて、それを広報うちこに載せてもらいたい」など、6年生の力でできることを考えることができました。
普段の生活では当たり前すぎて感じることがあまりない部分を考える機会になる貴重な学習会でした。納堂さん、小野さんありがとうこだざいました。