保健委員会の活動紹介 ~みんなの安全と安心のために~

2022年3月4日 19時33分

 今週水曜日(3月2日)にあった、今年度最後の保健委員会の活動を紹介します。

 保健委員の活動は、健康観察板配りなどの当番活動だけでなく、全校児童が楽しく安心して学校生活を送ることができるように考えて行うものです。今年度は、感染症対策のための呼びかけや、校内の清掃などを中心に活動してきましたが、今年度のしめくくりとして、「こんなことをしたら、けがにつながります。」という状況を校内でさがしてみました。

 本校でよく起こるけがは、運動場での転倒による擦り傷や打撲です。でもこれ以外に子どもたちが気になっていることを教えてくれました。

 まずは、戸で指を挟んでしまう挫傷や挫創です。教室の出入り口で指を挟んでけがをしたことがある人がいることを教えてくれました。指先には、神経が集まっているので、とても痛いのです。慌てないで行動してもらいたい、ということでした。<写真①>

 そして、本校で特に多いのは「トゲが刺さるケガ」です。天神小学校の校舎はとても古いので、トゲが刺さって保健室に来室する子どもが毎日のようにいます。特に窓枠をこするようになででしまうと、刺さってしまう事があり要注意です。<写真②>

 次に外に出て連れて行ってくれた所は、子どもたちに大人気の丸太でした。この丸太の上をバランスをとって歩いてのじゃんけんゲームはとても楽しくて、どの子も経験があるようです。でも、慎重に渡っていても横からバランスを崩すこともあるのです。特に雨上がりは、ちょっとヌルヌルしてスリルがあり面白いのですが、ケガにつながるので気を付けて遊んでほしい、ということでした。<写真③>

 来年度も当番活動だけでなく、みんなのためになることを自分たちで見付けていってほしいと思います。

 最後に、感心したことの紹介です。保健委員の中に、ランドセルの中に「記名をしたマスクの予備」をきちんと持参している子どもがいました。本校でも、マスクの装着と予備の持参を毎日呼びかけています。この習慣を、少なくともコロナの終息まで当たり前として身に付けていてほしいな、と思いました。<写真④>

 以上、保健委員会としての活動を、少し紹介させていただきました。