感染症にご用心! ~3年生「健康教育」~

2022年3月1日 18時09分

 3月1日(火)の3時間目に体育館で、3年生を対象に、養護教諭の吉岡先生が、病気の予防の学習「感染症にご用心」の授業を行いました。

 新型コロナウイルス感染症が世に出てから、例年やってくるインフルエンザの発症が抑えられています。これは、マスクの着用や手洗いなどの基本的な感染症対策をしているからであり、この対策は、新型コロナだけでなくすべての感染症対策に通ずるものなのです。

 今回の授業では「1感染症とはどんな病気か。」「2 なぜ感染症になるのか。」「3予防の方法」の3点について、子どもたちが既に知っていることを整理しながら確認していきました。

 そして、「感染症にかかってしまった天ちゃん」「うがい手洗い調査隊」「感染症のウイルス」が登場し、感染症にかかったときのウイルスの飛散や、使用済みのマスクやティッシュの処理の仕方について子どもたちに具体的に理解してもらおうと、身体を張った演技を披露しました。特に、天ちゃんがくしゃみをする時にウイルスボールが飛散する場面では、実際にウイルスボール(吉岡先生の手作りです)が飛び散ることで、とてもたくさんのウイルスが辺り一面に散らばったり浮遊したりするということがわかったと思います。

 また、「ウイルスはお水に弱い」ことを知り、その後の処理として「ナイロン袋に入れて口を閉じること」「手洗い消毒をすること」の確認にもつながりました。

 授業後は、どの子も紙面一杯に感想を書いていました。少し、紹介します。(*^_^*)

「感せんしょうのウイルスはたくさんの種類があるんだな、と思いました。おしゃべりをするだけで、ウイルスは1メートル飛ぶということをはじめて知りました。ウイルスは目に見えないけれど、ゆだんしないように大事な手洗いうがいをしたいです。これからもゆだんせず生活して、毎日元気にすごせるようにしたいです。わたしたちにできることをかかさず続けたいです。お出かけするときはマスクをして帰ったら手あらいうがいしょうどくをしたいです。」

「話すのが1m、せきが3m、くしゃみが5m、ウイルスが飛ぶことがわかりました。次から外から帰ったら、手あらいうがい、しょうどくをしたいです。早ね早おきをして、すききらいをなくして、一日を元気にすごしたいです。お母さんやお父さんおばあちゃんにも教えてあげたいです。かんきもして、これからがんばりたいです。」

 今回の授業は、本来なら2月の健康教育参観日に保護者の方に参観してもらうものでした。子どもたちには、授業の内容を帰宅後おうちの方にしっかりお話するように伝えています。基本的な感染症対策や、「睡眠」「栄養」「運動」に加えて「気持ちの安定」が抵抗力のある体作りにつながります。

 今日の授業の学びを、子どもたち自身の言葉で、おうちの方にもお伝えできたらいいな!(^_^)vと思います。