すいみんのひみつ ~4年生学級活動~
2022年2月17日 14時46分2月17日(木)、4年生で「すいみんのひみつ」という基本的生活習慣についての学習をしました。
まず、子どもたちが冬休み中に行った生活リズムの記録をもとに自分の睡眠習慣を振り返りました。年末年始ではありましたが、4年生の中には規則正しい生活リズムの子どももたくさんいました。お家の方の、お声掛けの成果だと思います。
睡眠の働きには「①体の成長を促す②記憶を定着させる③病気から身を守る④疲れをとる⑤気持ちの安定」などがあります。プロのスポーツ選手は「しっかり眠ることでしっかりトレーニングができる」「マッサージしてもらうよりよく眠った方が疲れがとれる」、また「適度な睡眠をとった方が、成績もよくなる」という調査結果の紹介もあり、子どもたちは睡眠の必要性がわかったようです。
そして睡眠を阻害するゲームをし過ぎると、良い睡眠がとれずに、脳の前頭葉が働かなくなって、人間らしい能力や心が育たないということも教えてもらいました。「9時に寝るから、9時までゲームをします。」はダメなのです。ゲームの画面を見ていることで脳が活性化されてしまい良い眠りがとれないので、寝る1時間前には止めることが大切なのです。そして、「ぐっすり眠るコツ」について考えました。
また、「上手に起きること」も大事です。「光を浴びる」「朝ご飯を食べる」ということでしっかり目を覚まして、体内時計を正常に動かしてもらいたいな、と思います。
近年SNS等の普及で、生活リズムが乱れている子どもが増えてきており、健康的な生活に大切な基本的生活習慣について学校現場でもっと指導しましょう・・・ということが言われています。今の成長期に質の高い睡眠をしっかり取って、心も体もすくすくと育ってほしいな、と感じる授業でした。