栄養教諭による栄養相談がありました。

2021年12月20日 08時21分

 12月16日(木)と17日(金)の2日間、小児生活習慣病予防検診の結果を受けての希望者に、親子で「栄養相談」がありました。指導者は、内子小学校の栄養教諭の平野架樹先生です。

 まずは、肥満度や目標体重、起床時刻や就寝時刻・家庭での生活の様子についての確認をして、生活習慣の見直しについて考えました。

 朝食は食べるだけじゃなく内容が大事、ということです。去年の相談の時に、朝ご飯を菓子パンにしていた人は、卵かけご飯やおにぎりに切り替えたという報告がお母さんからありました。唐揚げを作る時も、鶏肉はもも肉ではなく、カロリーの低いむね肉にしたそうです。私たちの体は、自分たちが食べたものでできています。しかも体は日々変化しています。食事は毎日のことですから、このようにちょっとした工夫の積み重ねが全身の健康につながるというお話がありました。

「菓子パンは、パンコーナーに置いてあるけれどお菓子です。」という説明に驚きました。「それなら、お菓子コーナーに置いてほしい。」という子どもの言葉に納得しました。美味しい誘惑に負けずに、正しい判断ができたらいいなと思います。

 平野先生からは、「一日に食べていいおやつは200kcalまで」「一日に必要な野菜の量は300gくらい」「体についている1㎏の脂肪はこれくらい」と、実物やフードモデルなどを使って説明してもらい、とてもわかりやすかったです。

 そして、家庭ではゲームやテレビに流れがちで、体を動かす機会が少なくなっているけれど、冬休みは大掃除などおうちのお手伝いもしましょう、ということで「冬休みがんばり表」を用意してもらい、年末年始の生活についてめあてを考えました。

 2月の健康教育参観日では、5年生を対象に「望ましい食生活」について指導してもらう予定です。