寒くなってきました。秋の夜長に・・・。
2021年11月29日 17時00分11月29日(月)、天神小の図書室の窓にかわいい飾りが登場しています。これは、「天天くすのきクラブ」の岡田さんが、先週来校していただき飾っていただいた物です。クリスマスの季節が近づいたのを感じる素敵なオーナメントです。
図書室の前には、「読書の木」も登場しています。葉っぱの一枚一枚には、子どもたちが友達にお薦めしたい本の題名と感想が書いてあります。
ところで、「読書の秋」という言葉の起源は、8~9世紀の中国の文豪、韓愈(かんゆ)の詩の一節だそうです。韓愈は、「灯火親しむべし」といった詩を詠みました。これは「秋の夜は涼しくて過ごしやすく、明かりを灯して読書するのに適している」という内容だそうです。夏目漱石が1908年に発表した「三四郎」という小説で、この詩を引用したことがきっかけとなり、「秋には読書しよう」といった風潮が生まれ、戦後には「読書週間」の催しとともに、「読書の秋」という言葉が定着してきたようです。
「読書週間」は過ぎてしまいましたが、秋の夜長に親子読書に取り組んでみてはいかがでしょうか。