5年生道徳の研究授業(1/24)

2024年1月25日 16時55分

 ご存知の通り、天神小は「特色ある道徳教育推進事業」の指定を受け、日々、研究を進めています。昨日は、5年生で道徳の研究授業を行いました。小学校で行われている道徳の授業の様子を見ようと、町議会からも2名の議員さんが参加していただきました。

 5年生では、「よりよく生きるを喜び」を主題として、「そういうものにわたしはなりたい~宮沢賢治」という教材(東京書籍「新しい道徳5」)を使って授業が行われました。最初に、児童アンケートの結果(今まで困難なことに出会った時、どうしていたか)をみんなで確認しました。そこを踏まえて、教材を使って、宮沢賢治の生き方について考えていきました。

 宮沢賢治は、朝早くから夜遅くまで農民のために一生懸命働きました。自分が病気になっても、みんなのために頑張りました。周りの農民たちからも尊敬され、慕われた賢治の生き方から感じたことをもとに、自分たちの考えを深めていきました。賢治の生き方は、あまりにもすごすぎて、自分にはできないと素直に自分の気持ちを発表する子どももいました。

 指導が難しい価値項目ではありますが、子供たちは、グループでの話合いなどを通して、多面的・多角的に考えることができました。また、自分の立場を表す場面では、タブレットも活用されていました。電子黒板に、タブレット、教室の授業風景もずいぶんと進化しています。

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 授業後の研究協議では、教師の授業展開、発問内容、児童の発言、価値項目の理解などについて熱心に話し合いました。講師の先生方からは、道徳の研究を通して見られた子供たちの成長の様子や、今回の「よりよく生きる喜び」に向かうためには、どのような点に注意すべきかという踏み込んだ解説をいただき、とても勉強になりました。

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 今回の研修内容もこれからの指導にしっかり役立てていきたいと思います。