5年生道徳「クマのあたりまえ」/総合的な学習の時間「補助犬」
2023年12月18日 15時54分週明けの月曜日。先週とは打って変わって肌寒い一日となりました。今日は、2時間目に5年生の研究授業がありました。教科は道徳で、「クマのあたりまえ」という教材を使って、生命の尊さについて学習を深めました。教材は、子グマがある日、森の中で死んだオスグマに出会い、死ぬことへの恐れや虚しさから、石になりたいと思うところから始まり、死ぬことを受け入れて当たり前に生きることと、石の様に無限の命を手に入れることの対比の中で、命について考える内容となっていました。子供たちは、生きていくにはつらいこともあるけど、限りある命を大切にして楽しく生きていきたいという気持ちを強めていたようです。
同じく5年生は、5・6時間目に、総合的な学習の時間で補助犬について学習をしました。一般社団法人ドッグフォーライフジャパンの砂田さんに補助犬について説明していただきました。砂田さんは、介助犬のアイと聴導犬のエマの2頭を使って、介助犬のアイには物を落とした場合に拾ってもらう動き、聴導犬のエマにはピンポンという音がなると知らせてくれる動きを子供たちに体験させていただきました。
補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬を総称した言い方であることや、補助犬の役目、補助犬にできることとできないことなどを例を挙げながら教えていただいたので、とても分かりやすく勉強になりました。
子供たちからは、「補助犬に向いている犬はどんな犬ですか」「犬の体調不良はどうやって分かるのですか」といった質問が出ましたが、一つ一つ丁寧に答えていただきました。障がいのある方の人権や人間を支えてくれる補助犬の働きについてたくさん知ることができ、貴重な学びの時間となりました。また、休憩時間には、犬たちと交流する時間も作ってくださいました。砂田さんに心から感謝申し上げます。もちろん、アイとエマもありがとう。また来てね!